異次元にまで流行った黒スキニー。例に漏れず自分も毎日のように黒スキニーを履いていました。
黒スキニーしか履けなくて困ってるよって記事
それが今やどうでしょう。まったく履かなくなりましたね。
どうして履かなくなったのか
きっかけは少し太ったからです。就活にコロナ自粛にバイト地獄と運動する時間が皆無に。
結果、スキニーを履けないまではいかなくてもちょっとむっちりする感じになってしまったんですよね。むちむちになってしまうとスキニーは似合わない。似合わないどころか軽く地獄です。
歩くたびにふとももがブルンブルン波打つのがより感じられて自分がまるで豚にでもなってしまったのではないかと錯覚を起こし、めまいがするようになって履けなくなりました。
頑張って筋トレランニングでなんとかスタイルは戻ってきましたが、黒スキニーをもう一度履くようになるかといえばそうはなりませんでした。
黒スキニーを履かない間に他のパンツを履いていたらそっちに夢中に。完全に破局、他のパンツに乗り換えました。好みが変わったってやつですね。
不思議なことに、服装の好みはコロコロ変わりますが、女の好みは変わりません。
何を履いているのか
acneのデニムとか、黒いスラックス、ストレートパンツですね。もっと痩せたらフレアパンツも履いてみたいけど、足が短いので怖いっすね。
履かなくなって人生は変わったか
黒スキニーを脱却して人生が変わったかと言われれば、変わったでしょう。
自分が毎日愛用していたスキニーを一気に履かなくなったことにより、一種の喪失感を覚えました。
そこでスキニーは私にとって特別な存在だったのだとわかりました(GUで1980yen)。値段は問題ではないのだ。どんなものでも毎日時間を共にしたものは世界に1つだけの、かけがえのないものというものです。
8ヶ月付き合っていた元カノと共にした時間より長い時間履いていたのですから、大学時代における相棒といっても過言ではありません。
その喪失感も乗り切り、今では吹っ切れています。過去を気にせず、いろんなパンツを履いて日々を楽しむことができています。白黒だった世界に色がついた…は言い過ぎかな。
あの黒スキニーブームはなんだったのか
一時期大学生の制服にでもなったのかと言わんばかりに黒スキニーが街に溢れていましたよね。あれは一体なんだったのでしょうか。自分とてその群衆の1人でしたが。
私が黒スキニーを履くようになったのは、女友達が”男は黙って黒スキニーと白Tでも着とけ”と力説していたので、一本ぐらい持っとくか〜というのが始まり。周りの受けもよかったし、脳死で黒スキニーを吐き続ける日々が続きました。
今では絶滅までとはいかなくても数は減ったんじゃないでしょうか。
ファッションYoutuberのげんじ氏のスキニーゴリ押しや、MB氏がテレビに出てスキニーを紹介していたのがピークだったのかな。
流行は繰り返すので、いつかは黒スキニーがまた日の目を見ることがあるかもしれません。リ○ムのスキニーが伝説となり超プレミア価格で取引されるようになっていた時のために今から何本かストックしておこうかしら。
追い打ちをかける女子の目線
女子へのインタビューで、黒スキニーに対する女子の意見をまとめたネット記事を見かけたことがあります。
それはもうネガティブもネガティブで、黒スキニー時代の終焉を見た気分になりました。
この前までは”男子の黒スキニー最高!”って言ってる人たくさんいたのに。やはり股間が気になってしまうようで、スキニーは女性にしか許されないのだ。男がスキニーを履いているだけで公然猥褻になる未来もそう遠くない。
終わりは始まりっていうじゃん?
スキニー時代は終わってしまいましたが、あの時のように脳死でスキニーに足を通さず、今日はどうしようかと考える時間が楽しい。
体型が豚に限りなく近づき、足の脂肪が波打ち黒スキニー引退を余儀なくされた時は悲痛な思いをしたものですが、時間が経てば傷も癒えました。服の好みって、恋愛に似てると思いませんか?
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