【ホワイトカラー必読】外資コンサルの知的生産術の感想メモ

この本の概要
論理思考やフレームワークを学んでも仕事がうまくいかないのはなぜ?
本当に使える知的生産術について、99個の心得を紹介

最近仕事で思い悩む時が多く、”仕事のやり方”の一助となれば良いなあと思いながら購入しました。

現時点での私のスペックは社会人2年目で成長速度の停滞を感じているしがないITマンです。
上司から ”ちゃんと頭を使え。ホワイトカラーっていうのは頭脳労働の対価としてお金をもらってるんだ。”とお叱りの言葉をいただくことがありました。

そんなことを言われても、自分なりに考えてるし経験が浅いから仕方ないじゃないか!なんて思ってました。
しかし文句を言っても状況は変わりません。本から得た知識を仕事に生かすべく、備忘録としてこの記事を書きます。

以下響いた箇所をつらつらと書いていきます。

思考力の問題ではない

“高度な知的生産に高度な思考力は必要ではない。長い時間考えて答えが出ない時は、思考力の問題ではなく問いの立て方や情報の集め方に問題がある”

私はハイパフォーマーは思考力が常人の何倍もあって、自分の仕事ができない原因は思考力にあると思っていました。
重要なのは正しい問いを立て、正しい情報を集めるということ。
思考力が必要ないとは言ってもある程度のセンスと経験は必要になってくるとは思います。

例えばシステム障害の原因調査のとき、確認すべきログが間違っていたらどんなに思考力がある人でも原因は解明できません。
何事も正しい情報を集めることができれば自然と答えは浮かび上がってくる。その情報を集めるために状況を分析し、問いを立てることが重要だということが学べました。

恥ずかしながら私は何か情報を集める際、イメージなどで安直にそれっぽい資料をかき集めて頭を悩ませることが何回もありました。
今後は焦らず、まずは状況の確認から実践していきたいと思います。

悩むと考えるは違う

“手が動かない、言葉が出てこないという状況では、考えているのではなく悩んでいるだけである。”

ぐさっときましたね。
私は常に考えて仕事をしていると思っていましたが、振り返ってみるとただ悩んでいるだけの時間が結構ありました。

上司「お前は悩んでいるだけで前進もなければ成長もない。とにかくやってみろ!」
わたし「ふええ」

こんな感じで怒られたことがあります。
言われた時はただショックで凹んで終わりというなんとも無様な感じで終わってしまったのですが、本を読んで改めて手を動かすことの大切さを感じました。

とにかく紙に書いてみる

“まずは紙に書いてみる。自分のアタマの中の情報や思考を、アタマの外に出して相対化してみるということが重要だ”
悩むのではなく考えることが大事。手が止まっている時こそ何かアウトプットして整理することが大事だと知りました。
これも上司から実際に怒られたことがあります。

上司「ウンウン考えてるだけじゃ答えは出ないんだよ!紙にでもなんでもいいから書いてみろ!」
わたし「ふええ」

正直なところ紙に書く癖はあまりついていませんが、手が止まったときなどはエクセルで図を書いてみたり、今持っている情報を全部書き出して整理してみたりするようにしてます。

最後に

自分には思考力が足りないとか、もっと論理的にならねばと思うけどどうすれば良いかわからず途方に暮れている方には良いアドバイスが散りばめられています。
読了まで時間もかからないので手にとってみてはいかがでしょうか。

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