曇りの日って紫外線、あんまり出てない気がしませんか?
今日は曇りだから〜なんて言って油断してしまっていないでしょうか。
曇りの日もばっちり紫外線は降り注いでいます。
紫外線はシミや肌の老化、皮膚ガンと、おそろしいことがいっぱい。
肌の老化の原因の8割は紫外線によるものなんて言われるくらい紫外線は恐ろしいものです。
早いうちからの対策が後の人生を左右します。
目次
晴れよりも曇りの日の方が紫外線が強い?
曇りの方が紫外線は強い、というのは間違いです。
雲ひとつない晴れの日の紫外線量をを10とすると、曇りの日の紫外線量は5。
つまり半分です。
雲の量によっては7~8もの紫外線が貫通して降り注いできているようです。
なぜこのような説が広まったかというと、雲が出ていると太陽の光が遮られて、あたかも”紫外線もカットされている”と思ってしまうからです。
確かに日光さえ浴びなければ紫外線も浴びてないと思っちゃいますよね。
雨の日も晴れの日の3割程度の紫外線量があり、”毎日の対策”が重要になっています。
そもそも紫外線とは
紫外線(Ultra Violet UV)
太陽光は様々な光線で構成されており、紫外線はそのうちのひとつです。
紫外線は人間の目で視ることができない不可視光線です。
紫外線(UV)はさらにUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分けられます。
UV-A
日焼けで痛い!というような急激な変化はもたらさないものの、肌の奥深くまで影響を及ぼします。
紫外線対策をしていないと、少しずつ、じわじわと肌を老化させ、シミやシワの原因となります。
UV-Aはオゾン層を通り抜けやすく、雲だけでなくガラスも貫通してくるので、雨の日や室内でも油断できません。
冬や朝夜でも紫外線量はあまり減らないので注意しましょう。
日焼けサロンで浴びるのはこちらのUV-A。
夏よりは減少するものの、年中降り注いでいます。
UV-B
日焼けが起きる、ヒリヒリいたくなる原因がこれ。
UV-Aに比べてパワーが強いのが特徴。
オゾン層で大半が吸収されるものの、少量でも短時間で肌へダメージを与えます。
UV-Aが肌の中まで影響するのに対し、UV-Bは肌の表面に影響を与えます。
肌の表面を傷つけ、炎症を起こすことで、日焼けだけでなく皮膚ガンやシミにつながります。
UV-C
オゾン層を通り抜けず、地上まで届きません。
普段地上で暮らしている私たちには関係ないですね。
しかし、UV-Cは殺菌能力が高く、破壊力が強いです。
地球温暖化などの影響でオゾン層が破壊されると、人間への影響も考えられます。
エコな活動を心がけたいですね。
曇りの日こそ対策を!
曇っていると”今日はいいかな”と紫外線対策をサボりがちになってしまいますよね。
しかし紫外線はばっちり私たちの肌へと到達しています。
特にUV-A は雲はおろかガラスさえもすりぬけてきます。
目に見える影響が出にくいので、対策を怠ってしまいがちです。
UV-Aは年中、どんな天気でも降り注いでいます。
何も対策していないと肌へのダメージが少しずつ蓄積されていってしまいます。
それが肌の老化、最悪皮膚ガンにも繋がるので、こまめな対策をしましょう!
屋内でも紫外線によるダメージはありえる
上記で紹介した紫外線のUV-Aはガラスをすり抜けるので、屋内にいても紫外線を浴びていることになります。
UV-Aを浴びているわけですから当然肌は密かに老化していきます。
1日部屋にこもるときでもPA値の高い日焼け止めを使用しましょう。
(※PA値とは、PA++のように表記され、この+が多いほどUV-Aから肌を守るパワーがあります。)
屋内で日焼け止めを維持でも塗りたくない!という方は遮光性の高いカーテンを締め切りましょう。
具体的な対策
日焼け止めを塗る
曇りの日でも日焼け止めを塗りましょう。
冬や屋外に出ない時は、SPF20~、PA++程度のものがいいでしょう。
しっかり寝て、栄養をとる
生活習慣の乱れは肌の天敵です。
睡眠に気をつけて、栄養バランスの良い食事をとりましょう。
スキンケアにこだわる
洗顔をして汚れを取り、保湿することで肌の老化を食い止めましょう。
スキンケアをしないと、ただでさえ紫外線のダメージを受けた肌がさらに悲鳴をあげることになります。
紫外線のシミやシワだけでなく、ニキビや毛穴が開いたりと肌トラブルのデパートになってしまいます。
洗顔は朝夜2回。優しく洗顔して、しっかり保湿しましょう。
メンズのスキンケアについてはこちらで語っています。
男なら必見でございます。
さいごに
曇っていても、冬でも紫外線は降り注いでいます。
別にいいやという気持ちが将来の肌の悩み・トラブルに繋がってしまいます。
早めの行動、対策が大切です。
おすすめの日焼け止めをこちらで紹介しています。
本気で選んだのでぜひみていってください。
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