某カフェ店員が語る、ちょっとむかつくこと

こんにちは。私は都内の某カフェで働いているしがないアルバイターです。
私はもともと接客が大の苦手なのですが、その接客嫌いを加速させているお客様の地味な迷惑行為を皆さんにぜひ知ってほしい、ということで紹介していきます。

 

彼らには耳というものがついているのだろうか、、私は某カフェで働いていて、一定数のお客様にそう思ってしまうようになってしまった。

 

これは1日に57回は確実に発生する会話である。

客「アイスコーヒー、Tallで。」

 

私「かしこまりました。アイスコーヒーはレジからお出しいたしますので、その場で少々お待ちくださいませ、その場で!」
※アイスコーヒーは秒で用意できるのでバリスタからではなくレジから提供するのだ

 

客「あ、わかりました」フラフラ〜(どこかへいこうとする)

私「お客さま!お客様ーーーーーッッ!!!!」

 

 

レジからお出しする、その場で少し待てと言って、わかったと返事をしながらどこかへ消えようとしているお客様があとを絶たない。
イヤホンをしていたり、そもそも聞いているそぶりがなければ、こちらとしてもまあわかるというもの。

お客様は返事をしている。

私がその場で待てと言っているのに、どういうつもりなのだろうか。
しかも呼び止めて来てもらったとき、「べつにわかってたし、ちょっとはなれただけやん??俺わかってたし」と言わんばかりの表情をしている。

 

 

私は長年の接客歴からこの件の原因を突き止めることに成功した。

 

お客様は、店員を人として認識していないのだ。

 

以下は実話、事実、ノンフィクションである。

客は中年のおじさまである。

 

客「カフェラテ」
私「ホットとアイスはいかがなさいますか?」
客「持ち帰りで」

 

1.質問の答えになっていない

 

驚くべきことに、HOTとICEという問いに対してなんと持ち帰りたいことを主張している。
私は言葉のキャッチボールがしたかった。投げ返してくれるどころか、キャッチすらしてくれていないようだ。

私は悲しくなったが、もしかしてホットとアイスという聞き方が悪かったのかもしれないと思った。そう、カタカナに弱い人がいるではないか。私の母だってそうだったではないか。私が悪かった。

 

私「暖かいものと冷たいもの、どちらがよろしいかお伺いしてもよろしいでしょうか?」
客「ホットで」

 

あ、ホットって言えるのね。まあ落ち着こう。誰だって上の空になってしまうときがあるではないか。
もしかしたらカフェラテと言った瞬間昔の恋人とのカフェラテのように交わったあの日を思い起こし切ない気持ちになったのかもしれない。
私もカフェモカを作るたびに昔彼女とカフェモカを飲んでいたら謎ギレを喰らい帰られて、LINEで「もう無理別れよう」と言われた日のことを思い出すというものだ。

 

あとは、サイズ、サイズさえ聞けばもう終わりだ、、
こう思いながら恐る恐るサイズを聞いてみる。
「大きさはいかがなさいますか?」

 

もう大丈夫だろう。もう話を聞いてくれているはずだ。しかも今回は「サイズ」ではなく「大きさ」とした。

 

客「サイズはなにがありますか?」

 

サイズなど、店の看板、客の目の前にあるメニューやそれはもういたるところに、サイズのレパートリーが記されている。
聞くより探した方が早いまである。

というかそもそも、ここへ来るのは初めてか?見た目は中年といったところだ。何者なんだ?いったい、、、この歳にしてこういったカフェは初めてなのだろうか?
初めてで緊張している、、?そうだとしたら、最初の会話のキャッチボール失敗にもうなづける。彼は緊張していたのだ。

そう思った途端、私は穏やかになり、心が広くなっていくのを感じた。
そう、このお客様は初めてで緊張しているのだ。

 

そして私は、カップのサンプルを取り出し、優しく、丁寧に、詳しく説明して見せた。

 

客「小さいのでいいよ!」

 

ならはじめからサイズなんて聞かずに小さいのでいいじゃんなどは考えずに、「Short サイズですね、かしこまりました。」と慈悲深い面持ちでレジを入力した。

 

私「それでは、お飲物はあちらのカウンターからお出しいたしますので、あちらで少々お待ちくださいませ。」

 

ふう、、、おわった、、と息をつきカウンターの方に目をやったところ、先ほど接客をさせていただいていたお客様の姿が見当たらない。

おや?どこへいったのか、、、

 

バリスタが叫ぶ。
「ホットのカフェラテShortサイズでお待ちのお客様!お飲物のご用意ができました!お受け取りお願いいたいます!」

 

シーーーン、、、

 

店内に虚しくこだまするバリスタの声。

 

すると私は見つけた。近くのテーブル席に座りスマートフォンを操作している。
あちらで少々お待ちくださいませって言ったのによう、、

 

バリスタが「もう席まで持ってっちゃいますね」といったが私はなんとか取りに来させたくなってしまったので、ひたすらスマホを操作する男性に向かってカフェラテコールを続けた。

「ホットの!あたたかい!カフェラッテ!カフェらッッッッって!!!小さい!SHORTサイズ!!お待たせいたしましたァ!!!!!」

私の呼び声も虚空に響くのみで、諦めかけたそのとき、男性がすっと立ち上がりこちらへ向かってきた。


「やっと___やっと声がとどいた_____」

客「これ、俺の?」

そうだよ、お前のだよ、、、、

客「遅いね、10分は待ったよ」

そう嫌味を言い残し、彼は去って言った____

繰り返すが、これは実話である。しかも、この男性に限らず、こういったお客様は多くいらっしゃる。

 

私はもう長くバイトをしているので、頭がカフェアルバイタナイズされてしまっていて、こちらに非があるのに気づけていないのかもしれない。


しかし、店内でアニメグッズを広げ、フリーマーケット化させるアニメオタクの方々や、席にグラスや皿を置いて帰るだけでなく、トレーを床に撒き散らしていく方々や、飲み物をこぼしたままにして帰る方や、閉店したといっているのに店内でいちゃつき続けるカップルなど、到底私の理解できる次元にいない。

ここまで読んで精緻に読み進めてくれた酔狂な方は数少なく、それはもう思いやりに溢れる心優しい方かと思われるが、どうか店員にも思いやりを持ってほしいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

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