私は今年で25歳。最近MARCHの経済学部をなんとか卒業できました。
そんな私ですが5月中旬から就活を始めて2ヶ月で終活。
この記事では自分の就活体験を書いていこうと思います。
就活で得られるものが結構あったので忘れないようにっていうのが目的です。
夜勤でバイトしながら大学の授業もちゃんと受けてたので体力的に死にそうでしたが、就活自体は苦痛ではありませんでした。
イライラしたり悲しい思いもしましたが得るものが多く、いい経験になったと思います。
目次
結果
13受けて、内定2社、2社辞退、それ以外はお祈りされました。
入社先はベンチャーのITコンサル。他の内定先もコンサルです。
何をもって決めたかと言うと、最終面接での社長や役員の人柄です。
もう一つの内定先は、年収は正直めちゃくちゃ高かったので迷いましたが最終面接でかなりイライラしたのでこちらからお祈りさせていただきました。終始偉そうで、自分の発言をいちいち上から目線で否定的なことばっかり言われて不愉快だったんですよね。毎回「確かにそうですよね。私は〜」って自分の考えを改めて伝えていましたが内心”早く帰りたい”と泣いていました。
マウント取られても肯定しつつ自分の考えを述べていた点が評価されたようです。
就活記録
就活序盤(5月~)
就活するか〜と思ったときはガチの情弱でどうしたらいいの?って感じでした。
とりあえずいろんなエージェントに登録して相談したり、1月からちゃんと就活してたバイト先の後輩に話を聞いたりしてました。
ガクチカとかESとかこのとき初めて存在や意味を知るという情弱っぷり。
急いで自己分析して、SPI勉強しながらES書く毎日がスタート。
とりあえずマイナビで探したり、エージェントに紹介してもらった企業にエントリーしたり。ESを友達や先輩に添削してもらって推敲を重ねまくったのと、MARCHでも偏差値が上の方だからか書類選考は落ちることはなかったです(大企業を狙ってなたかったのもあるかも)
就活中旬(6月)
一番辛い時期でした。一次面接は通るものの、二次面接と最終面接で落とされまくる。
落ちまくると自信喪失して卑屈になりがちでした。
なんで受からないかを考えた時に、私はあんまり個性を出せてなかったんですよね。企業ウケしそうなキャラを作って量産型な就活生になってしまってました。
あと緊張しすぎてテンパりまくって一次落ちも何回かしました。今思い出すと恥ずかしさで死にそうになります。
もうとりあえず明るく、根性があることを全面にアピールしていこう。あとちゃんとその企業で働いている自分をイメージしてから面接受けよう 。と決めてからは面接通過率が急上昇。面接官のリアクションも悪くないなと思うことが多々ありました。
質問されて用意した回答をつらつら喋るよりも、会話をすることを意識することが大事だと思ってます。
就活後半(7月)
とりあえず明るく、楽しく会話をするイメージで面接してたらだいたい通りました。
7月で内定ないことや、25歳で文系大学生をやっていることをかなり突っつかれ痛い思いをしましたがなんとかくぐり抜け内定をゲット。
今年はコロナで大半がリモート面接で、生粋のインドア人の自分は浮かれていましたが、最終面接は会社に行くことがほとんどなのでそれがかなり面倒で辛かったです。7月なのでもう暑いのにスーツかよ!って泣いてました。
行きたいと思っていた企業2つに内定をもらったのであとは全部お祈りメールを送って終活。
就活楽しいなんて思う瞬間もありましたが、今思うともうしたくないですね。あと面接で何しゃべったかはだいたい忘れました。
就活でよかったこと
論理的に話せるようになった
面接では論理的に話すことが大事だと聞いたので、とにかく論理を大事にしました。
質問されたらまずは結論!それから簡単に根拠を話す。何段階も深く掘られても答えられるようにすること。これをとにかく意識していました。
最初は全然うまくできませんでしたが、数社面接受けていたら定着していったので実践が一番大事。
波頭亮氏の思考・論理・分析の本は結構面白かったのでおすすめ。
勉強した
SPI対策だけじゃなくて、教養を深めようと日経キーワードを読んだりフェルミ推定の本を急いでやりました。
最初は付け焼き刃で意味ないかななんて思っていましたが、今考えてもかなり役に立ったし、今後も役に立ちそうなので高ポイントです。やってよかった。
面接で想定外の質問がきてもうまく答えられたりかわすことができたのは、この勉強のおかげだと思ってます。
フェルミ推定はやってて損はしません。日常でも視野がちょこっと広がるのでおすすめ。
自己分析
自己分析をやると、意外に自分のことをわかってなかったなと感じました。
それと同時に自分がどういう人間かがわかったし、やりたいことや目標、強みや弱点などがより明確になりました。
自己分析ではメモの魔力の後半の質問をやりまくりました。(全部はやりきってないです)
たまに自分探しの旅とかいって旅行する人を見かけますが、本当に自分探しをしたいなら自己分析を真面目にやった方が生産的だと思います。
参考になったYoutuber
・トップ就活チャンネル
・エルトの就活チャンネル
この2つのチャンネルで情報収集してました。模擬面接が見れるのはありがたかったです。
ガクチカの書き方とかもめちゃくちゃ参考になったのでおすすめです。
トップ就活チャンネルは商社など人気大企業を目指している人向けな感じがしますが、どんな人でも得られるものはかなりあると思います。
商社で内定もらえる人でも最初は面接落ちまくっていたという話も聞けるので、自分が就活落ちまくって自己嫌悪に陥っているとき救われました。
就活の戦い方だけでなく、メンタル面でも役立ちます。
エージェントについて
とりあえず3個ぐらい登録して、途中から1個だけ集中的に使っていました。
エージェントについては賛否両論あると思いますが、自分は肯定派です。かなりお世話になりました。
エージェントは自分に就活アドバイザーみたいな人が担当としてついてくれます。
これが結構ガチャ感が強くて、相性悪い人だったり、性格に問題がある人だと当然詰みます。私が登録した3つのうちひとつのエージェントの方がかなり親身になってくれる方で、スムーズに就活することができました。
エージェントは色々ありますが、どこがいいか〜というよりは自分についてくれた担当の人で今後付き合っていくかを考えるべきだと思います。合わないな、感じ悪いなと思ったら無視してしまうのがいいでしょう。
就活本について
無駄無駄無駄ァ!!!!!!
これは無意味だと思ってます。絶対内定とか悪魔のようなタイトルで就活生の心につけこむ本がたくさんありますが、今のご時世で就活本は正直ゴミです。
今やSNSやネットで簡単に攻略情報が出てるので、わざわざお金を出して微妙な情報が載った本を買う理由はありません。
ネットでは役に立たない情報も転がっていますが、自分で有益な情報を探す力は今後生きていく上で絶対に必要なので、自分で考えながらネットで情報収集することがおすすめです。
お金について
今年はコロナで交通費がほとんどかからなかったので助かりました。
それでもバイトもほとんどできなくなるし、最終面接用に靴やカバンを新しく買ったので金銭面的にはきつかったです。学費も自分で払ったので吐きそうでした。履歴書を新しく買うたびにイライラして血管が毎回3本くらい切れてたと思います。
コロナでリモート面接が主流じゃなかったらと思うと恐怖で震えが止まりません。
大学4年になるまでにある程度お金を貯めておくと余裕のある就活ができると思います。(家庭が裕福な人は親に助けてもらいましょう)
大学生でしっかり貯金できてる人っているのでしょうか?私の周りにはいませんでした笑
さいごに
就活で自分と見つめ合ったり色々考えさせられたのでいい経験、いい機会になったと思います。
フリーランス激推しみたいな人がツイッターで就活、就職は無意味なんていうツイートを見かけたことがありますがまったくそんなことはないです。
論理的に話を組み立てて相手に伝える能力が嫌でもあがるので就活って素敵だなと思いました(適当)
やっぱり面接に受かると嬉しいし、内定がもらえると脳汁が出るので、今まで頑張ったことがない人には特におすすめです。
唯一心残りなのは、就活で友達ができなかったことですね。噂では説明会会場とかでLINEを交換できたり友達ができたりするって聞いていたので…
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